ペンギンワックス(株) エアースクープJ 使用後のお手入れ方法
バキュームモーターへの水分浸入を防ぎ、スクイジーゴムの劣化を防ぐコツ
1.汚水タンクから汚水を抜き、タンク内を洗う
使用後、汚水は必ずタンクから全て抜いてください。衛生上の問題はもちろん、放置しておくと湿気の影響でバキュームモーターに悪影響を与えます。タンク内を洗った後は、水分の拭き取りもお勧めします。タンク内部に水分が残っていると、蒸発しながら上面にかぶせてあるモーター内部に少しずつ入っていきます。モーターの故障頻度を低くするためにも、タンク内には水分を残さないようにしてください。
2.本体からスクイジーをはずし、スクイジーゴムを洗う
スクイジーのゴムにワックス・洗剤・剥離剤などがついたまま放置しますと、ゴムの劣化が早くなってしまいます。特に剥離で使用した際には、スクイジーを洗わずに放置しておくと劣化が早まります。そのため、使用後には毎回スクイジーについたゴミなどを取り除き、流水でよく洗ってください。また、スクイジーを本体に長時間つけたままにしますと、本体から取れなくなることがあります。水分によるサビや、剥離時に付着したワックスが再び固まることにより取れなくなってしまいます。毎回使用するたびにスクイジーは本体から取り外し、洗った後はよく乾燥させてから保管するようにしてください。
3.モーターヘッドの先端部、フロート部分はしっかりと洗う
フロート部分に汚れが固着してしまいますと満水になってもフロートの機能が働かず、バキュームモーターが水を吸ってしまい、モーターの故障に繋がります。そのため、使用後にはフロート部分に汚れが付着したままにならないようにしっかりと洗ってください。また、この上にモーターがありますので、水がかからないように注意して洗ってください。特に、剥離時には汚水のカスが付着していますので、ワックスの空缶などに水をはり、5〜10分程浸けるなどして洗ってください。酷い場合は、ドライバーでフロート部をばらして洗ってください。その後、2〜3分程度モーターを空回しして、水分を飛ばしてください。
4.モーターヘッド裏側のガスケットをよく拭く
ヘッドとタンクが密着している部分です。洗剤成分などがついたまま放置するとゴムが劣化して密着が悪くなり、吸引力が低下してしまいます。作業後は、汚れを残さないようにきれいに拭き取るようにしてください。またボディ側のガスケットが接する面もきれいに拭いてください。
5.ヘッドとタンクの間は隙間をあけて保管
保管時は使用時のようにヘッドとタンクを密着した状態は避けてください。通気をさせて、モーターに湿気がまわるのを防いでください。特に夏場は車内・室内でもかなりの温度となり、湿気が蒸発してモーターを傷める原因となります。また、この時、ヘッドが地面に落ちないよう十分に注意してください。
ペンギンワックス 「エアースクープJ」お手入れ方法
★対象機種:ペンギンワックス エアースクープJ